吸入薬のリレンザはこどもには使いにくい

投稿日:2017.07.30

インフルエンザの子供 リレンザは、専用の吸入器を用いて吸入薬を吸入します。
しかし、こどもが小さい場合は吸入の仕方が理解できずに息を吹いてしまったり、吸入できても咳き込んで吸入薬を吐き出してしまうことがあります。
こどもは、見よう見まねで覚えるしかないので、まずは他のものを用いて教えてあげると、こどもにも分かりやすく吸入方法を教えることができます。

身近にあるものなら、ストローがおすすめです。
ストローでジュース等を飲ませ、吸い込むイメージを教えてあげましょう。
その後、吸入薬を入れてない状態の吸入器で吸い込む練習をします。
吸い込めているようなら、吸入薬をセットして吸い込みます。
又、麺をすすることができるこどもの場合は、療養中でも食べ易いうどん等で教えてあげるとわかりやすいです。

吸い込む薬の量は大人と変わらないため、子供の場合一度で吸い込めない可能性があります。
本来であれば、一回の吸い込みで素早く勢いよく吸入するのが正しい使用方法ですが、無理に吸い込んでしまうと、咳き込んだり薬を吐き出してしまう原因にもなります。
一度で吸入できそうにない場合や勢いよく吸入できそうにない場合は、数回に分けて少しずつ吸入させてあげるようにしましょう。

吸入するタイプの薬は中々使用する機会がないために、慣れていない初回の段階は緊張して身体に力が入ってしまいがちになります。
体に力が入っている状態だと吸い込みにくいため、吸入薬を吸い込む際は息を吐ききり、吸い込みやすい状態にしてあげることが大切です。

吸入薬は少し苦みがあるので、こどもが苦みを感じた場合は上手く吸入できた証拠です。
ただし、苦みの感じ方は個人差があるので、中には苦みを感じないこどももいます。

吸入薬のリレンザはこどもには使いにくい薬ですが、インフルエンザの治療には効果的な薬です。
こどもに使用する際に親が困惑してしまうこともありますが、できる範囲で分かりやすく説明してあげましょう。

どうしても上手く使えない時は医師に相談しよう

様々な方法で吸入方法を説明しても、こどもが理解できない場合には医師に相談して飲み薬などの他の薬を処方してもらうことも可能です。
飲み薬を処方してもらいたい場合は、早めに医師に相談しましょう。

医師に相談する際には、どのような方法や説明でこどもに教えたか、こどもの体調や症状はどのような状態か等をしっかり説明しましょう。
医師によっては、再度こどもに吸い込み方をレクチャーしてくれる場合もあります。
どうしても上手くリレンザを吸入できなく、症状が回復傾向に見られない場合は、他の薬への変更を相談してみましょう。

インフルエンザはウイルス系の病気のため、治療が遅れることで症状悪化や周りへの感染リスクも高まります。
リレンザを上手く吸入できていないと感じたら、早い段階での切り替えも重要となります。

又、飲み薬を処方してもらう際は、その薬の効果や副作用などの説明をしっかり受けましょう。
万が一副作用が起こってしまった際に、薬の理解ができていない状態だとパニックを起こしてしまう可能性があります。
親や周りの人が不安がっていたり、パニック状態にあると、こどもにも不安を与えてしまいます。

知識がない状態での薬の使用は非常に危険です。
分からないことや、少しでも不安に思っていることがあれば、遠慮せずに医師に相談しましょう。

あくまでも、どう教えても上手くリレンザを吸入できなかった際の方法になります。
早急な治療と症状改善のためにも、リレンザを処方された初めの段階で、医師や看護師に吸引方法や教え方について、あらかじめ相談しておくことも重要となります。
又、吸い込みを上手く教えられない場合には、無理せずに電話で医療機関に相談してみるのも大切です。