インフルエンザのさまざまな検査方法

投稿日:2018.04.05

インフルエンザにかかっているかどうかを、調べるためには、医療機関での検査が必要です。
インフルエンザの症状は、風邪と似ているため、感染しているかどうかは、自分では判断することができませんが、38度から40度の高熱が出る傾向があるため、高熱が出た場合には、検査を受けることをおすすめします。

インフルエンザの検査方法はさまざまな方法があります。
一般的には、インフルエンザ専用の長い綿棒を鼻の奥に入れ、鼻腔の奥にある粘膜を採取します。
綿棒を使って鼻の奥の粘液をとることが難しいお子さんなどの場合には、鼻水で検査を受けることも可能な場合があります。
鼻水を使用しての検査は、正確性が鼻の粘液と比べると減少してしまう場合があるため、医師と相談して検査方法を決めることをおすすめします。
鼻腔のにある粘膜を採取する場合には、綿棒を使って粘液採取し、専用のキットなどを使用して検査を行い、インフルエンザが陽性であるか、陰性であるかを判定します。
迅速診断キットを使用した場合には、結果がでるまで10分から15分ほどと、短いのが特徴です。
迅速キットを使用しない場合、ウイルス分離検査という方法も一部では行われており、発症してからおよそ72時間を目安に鼻や喉の奥を拭った粘液からウイルスのみを分離して判断を行う方法です。

インフルエンザの検査は、口からも行うことができます。
咽頭拭い液と呼ばれており、痛みがほぼないのが特徴です。
綿棒を用いて喉の奥まで入れ、粘膜を摂取します。
鼻からの検査と比べると、正確性が落ちる場合があります。
喉の奥に麻酔をかけることで不快感や痛みを感じずに検査を受けることも可能です。

血液検査を行うことでインフルエンザにかかっているかどうかを判断することも可能です。
赤血球の数などをチェックして判断を行う方法です。
一般的にはインフルエンザが発症してから一週間以内と、完治した頃の合計二回、採血を行ってウイルスに体する抗体ができているかどうかの検査を行います。
結果がでるまでは二週間ほどかかることが多くあります。

検査は早すぎてもだめ?ベストなタイミングとは

検査を受けるタイミングは、迅速診断キットを使用する場合、発症後12時間から48時間前後が最適と考えられています。
発症から3日以上が経過してしまっている場合には、ウイルスの量が減少し始めるため、キットに反応しなくなる場合があります。
そのため、高熱が出てから数日後では遅すぎる場合があります。

逆に、インフルエンザに感染していても、検査を受けるタイミングが早すぎると陽性反応が出ない場合があります。
発症後12時間より前に行うと、タイミングが早すぎるため、陰性となる可能性がありますので、再度翌日に病院に行かなければいけなくなります。
最新のインフルエンザ検査装置では、発症してから三時間程度で感染しているかどうかが分かるものもありますので、早めに結果を知りたい場合には高感度ウイルスセンターを受診することをおすすめします。

検査で陽性が出た場合には、抗インフルエンザ薬を使用してウイルスの増殖を抑えますが、抗インフルエンザ薬は、罹患後48時間以内に服用をしないと、効果が期待できない場合があるため、高熱などの症状がでた場合には、タイミングをみて検査を受けることが大切なポイントです。
インフルエンザにかかっている場合には、市販の解熱剤は身体にあまり好ましくない影響を与える場合があるため、自己判断で薬を飲むのは控えましょう。

インフルエンザの検査費用は、全国的に大きな差はなく、保険を使用することも可能です。
高熱や関節の痛みなどの症状があらわれた場合、自分のまわりにインフルエンザにかかっている人がいるかどうかをチェックし、感染している可能性がある場合には、新たに感染を広げないように気をつけましょう。
インフルエンザ陽性の結果がでたら、薬を飲み、ゆっくり身体を休ませ、ウイルスが体内から抜けてから外出することがポイントです。